高徳院観月堂

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高徳院 観月堂



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 鎌倉大仏の後方に立つ李朝後期の堂屋。もとソウルの王宮の観月台の一屋であったが、後に日本に移築され、昭和14年(1939)、東京目黒の驪山荘から移された。堂にかかる扁額「無量寿閣」には、「□未仲春 丁官喬」の銘があるが、この額は堂と関係無く、目黒移建時に別に蒐集したものという。

 桁行三間、7.45メートル。柱と垂木は彩色され、頭貫・斗栱・虹梁・母屋桁には彩色文様があり、肘木・持送には唐草風絵様が彫られている。〔以上、『鎌倉市文化財総合目録(建築物編)』同朋舎、1987年を参照〕

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