宝林寺 普照禅師彰聖塔碑

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宝林寺 普照禅師彰聖塔碑

宝物第158号

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 碑は、ある事跡を後生に永く残すために、木・石・金属などに文を刻んだものである。

 この碑は普照禅師碑であり、統一新羅の憲康王10年(884)に作られたものである。碑文には、禅の境地と普照国師の行跡、創建縁起説話などを書いている。金領が文を撰し、7行の「禅」字までは金薳が楷書体で、それ以下は金彦卿が行書体で書している。普照禅師 体澄(804~880)は、憲康王6年(880)に77歳で入寂した。その後、憲康王9年(883)に王が謚号「普照」、塔名「彰聖」を下した。

 この塔碑の姿を見れば、亀趺は龍の頭のように表現しており、首をまっすぐに立て、背には六角の亀甲模様を装飾している。碑の台座の周囲に雲紋を細い線で刻んでいるが、形式的である。しかし、各部分が完全に残っているのみならず、規模も大きく、石碑の代表作といえる。碑の総高は3.46mである。〔以上、「案内板」による〕

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