内山書院

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内山書院

全羅南道記念物第28号

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 書院は講学や先賢の祭享のために、朝鮮中期以後、士林によって郷村に設立された、私設教育機関であると同時に郷村自治運営機構であった。

 この書院は、睡隠 姜沆(1567~16187)先生を追慕するために、朝鮮仁祖13年(1635)に建立され、粛宗28年(1702)に改修された。高宗5年(1868)、大院君の書院撤廃令により消滅したが、光復[植民地解放]後、現所在地に復元され、内山書院と名付けられた。その後、1993年から10余年にわたって、境内浄化事業が進められ、現在の姿を備えるようになった。龍渓祠の扁額は、宋時烈の揮毫と伝わってきたが、韓国戦争[朝鮮戦争]の時に消失した。 

 内山書院は、正面5間、側面3間の合掌屋根であり、龍渓祠には、童土 尹舜挙の神位と睡隠先生の肖像が奉安されており、左側山裾には姜沆先生の墓所がある。〔以上、「案内板」による〕

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龍渓祠。


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姜沆墓。


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姜沆像。