彰聖寺 真覚国師 大覚円照塔碑

sign.jpg

彰聖寺 真覚国師 大覚円照塔碑

宝物第14号

20090801 011.jpg

 高麗末の僧、真覚国師千熙(1307~1385)の塔碑である。真覚国師千熙は、忠粛王6年(1319)に盤龍寺で出家し、忠粛王12年に僧科に及第し、金生寺・符仁寺・開泰寺などに留まりつつ、国師として禅教都摠攝となり、後に浮石寺の住持となり、寺を重修した。碑は、ある事跡を後世に伝えるために、その内容を石などに刻んで立てたものであり、仏教では禅宗が流行し、僧侶の行跡を残すため、浮屠と共に建立された。この碑は、直四角形の台石の上に碑身を立て、その上に瓦葺き屋根模様の蓋石が載せられている。台石や蓋石に装飾のない、素朴な形式である。碑身の前面の左側と下段、背面の大部分が脱落している。碑文は、李穡が撰し、文字は権鋳が書した。〔以上、「案内板」による

20090801 007.jpg


DSCF0026.jpg


DSCF0033.jpg