安東 太師廟

sign.jpg

安東 太師廟

慶尚北道記念物第15号

sCIMG0552.jpg

 この建物は、高麗建国に功のあった三太師、すなわち金宣平・権幸・張貞弼の位牌を祀った廟である。『太師廟事実紀年』によれば、高麗 成宗2年(983)にはじめて三太師の祭祀が行われたという。朝鮮 成宗12年(1481)に基盤が作られ、中宗37年(1542)、現在の位置に祀堂を建立された。光海君5年(1613)に拡大・再建され、太師廟と名づけられた。

 韓国戦争中、焼失したが、1958年に補修・完工された。現在、宝物閣、崇報堂、東・西斎、景慕楼、安廟、車戦閣がある。廟庭には三功臣碑があり、宝物閣内には三功臣の遺物が保存されている。太師廟は正面5間、側面3間、自然石の基壇の上に礎石が置かれた「一」字形の家である。〔以上、「案内板」を参照〕

sCIMG0536.jpg


sCIMG0561.jpg

宝物閣。三功臣の遺物が保管されている


sCIMG0548.jpg