昌寧 塔金銅 治成文記碑

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昌寧 塔金銅 治成文記碑

宝物第227号

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 9世紀初、統一新羅時代の寺の建立に関する記録を伝える碑石である。塔に刻まれた文には、仁陽寺など幾つかの寺刹の梵鐘、塔、仏像、金堂などの造成年代と、これに用いられた様式などが記されている。仁陽寺の鐘を鋳造した771年から、この碑石が立てられた810年までの、40年間のことが記録されている。碑石の背面には、僧侶の像が陽刻されているが、この碑石に記されたことと関連した、当時の高僧を称えて刻んだと推定される。彫刻された像は、穏やかな顔に慈悲深い姿であるが、人体を模倣した柔らかな線が、8・9世紀の彫刻の特徴をよく示している。

 碑石の上には、異例的に屋根のような頭石が載せられているが、大きさが碑身に比べて、余りにも大きく、元来のものであるか知ることはできない。

 碑の高さは150cm、幅は45cmである。〔以上、「案内板」による〕

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