通度寺 国長生石標

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通度寺 国長生石標

宝物第74号

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 寺の境界を標示していた高麗時代の長生である。通度寺の記録によれば、四方山川の気を補充するため、12箇所にこのような長生(長生標)を立てたと伝わる。寺の境界標示であると同時に、土地の気を補充し、寺に入ってくる厄を遮ろうとした、高麗時代の風水思想の一端を垣間見せている。

 花崗岩の石柱に、6~9cmの大きさの文字が4列に刻まれているが、文章には吏読文の表記が混ざっている。現在、高さは167cmで、幅は60cm程度である。今の長生標は高麗時代(1085)に立てられたが、再び立てたという文章から見て、元来、これより先の時代に立てられていたことが知られる。〔以上、「案内板」による〕

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