丹陽 赤城
史蹟第265号

この城は、新羅 真興王545~551年の間に築造された山城であり、周囲約900mであったが、大部分崩壊し、重ねて築いた北東側の内側の壁など、一部だけが残っている。
三国時代の山城としては比較的大きな規模に属し、新羅と高句麗の勢力関係の変動を知るのに重要な意味を持つ。
城内から新羅の北進と、それに伴う措置などに関する重要な記録が盛り込まれた碑石、三国時代の土器と瓦片が大量に発見されている。
築城方法が非常に堅固であり、新羅の築城技術を研究するにあたって、貴重な資料として評価される。〔以上、「案内板」による〕