七長寺 慧炤国師碑

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七長寺 慧炤国師碑

宝物第488号

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 慧炤国師は、高麗 光宗3年(972)に生まれ、10才で入山し、17才のとき融天寺で教えを受け、高僧として多くの人々からあがめられた。大師は、末年を七長寺で修行し、この寺を大々的に重創し、83才となった文宗8年(1054)、この寺で入寂した。この碑は、高麗 文宗14年(1060)に慧炤国師の入寂を記念するために立てたもので、金顕が撰し、閔賞済が書した。碑身の高さは241cm、幅は128cmであり、碑身の両側には双龍が彫られており、その技法が極めて優れている。〔以上、「案内板」による〕

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現在、碑身と螭首と亀趺が三分されている。


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碑文の残り具合は良好。


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碑身側面の彫刻


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螭首。


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亀趺。