法泉寺 智光国師 玄妙塔

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法泉寺 智光国師 玄妙塔

国宝第101号
(在 国立中央博物館)

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 江原道 原州市 富論面 法泉里の法泉寺址にあった僧塔で、1912年、日本人によって日本に搬出されたが、1915年、搬送され、景福宮に立てられた後、1990年、現在の位置に移転された。

 この石塔は、意匠と彫刻が華麗で精巧であり、装飾模様が豊富な点が特徴である。また、八角堂という基本平面形式から抜け出し、平面四角形を基本とする新たな様式によって作られた高麗時代の僧塔として、韓国石塔の代表的な傑作である。

 智光国師は、高麗中期の高僧であり、9代顕宗と11代文宗の信望を受け、特に文宗は智光国師を王師に任じ、国師に指名した。この僧塔の建立年代は、13代宣宗2年(1085)頃と推定される。〔以上、「案内板」による〕

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特異な形態の僧塔。


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精巧なレリ-フが美しい。