象川里 国長生石標

sign.jpg

象川里 国長生石標

蔚山広域市有形文化財第2号

sfdufjeosfewuy2kif (20).jpg

 この碑石は、通度寺の境界を標示するために立てた長生(あるいは長セイ〔=木+生〕)であり、「チャンスン」ともいう。民俗的には、守護神、境界標示、里程標などの機能を備えており、ここの長生は境界標示としての性格が強い。「国長生」とは、国から公認されたという意味である。通度寺は、1085年(高麗宣宗2年)12個の長生標を立てたと知られているが、これはそのうちの一つと推定される。長い自然石の前面を削って文字を刻み、その自然石をまっすぐ立てたが、上の部分が切られており、元来の形は知られない。現在、残っている部分は、高さが1.2m、幅62cm程度である。

 前面に陰刻された文字は、吏読文である。毀損が激しく、正確な内容は知られないが、およそこの国長生は、乙丑年5月に上訴した通り立てろという国の命令にしたがって、乙丑年12月に立てたという内容が残っている。〔以上、「案内板」による〕

sfdufjeosfewuy2kif (22).jpg


sfdufjeosfewuy2kif (24).jpg