浮石寺 無量寿殿

sign.jpg

浮石寺 無量寿殿

国宝第18号

sfdufjeosfewuy2kif (27).jpg

 この建物は、浮石寺の本殿であり、補処なく、華厳道場に西方極楽世界の主仏である阿弥陀仏を祀っている。

 新羅形式と思われる石基壇の上に礎石を置き、その上に柱を立てている。正面5間、側面3間の規模であり、柱心包様式の代表的な建物として広く知られており。我が国で最古の木造建物の一つである。

 高麗 顕宗7年(1016)、円融国師(964~1053)によって重創された。1916年に実施された解体工事の際、発見された西北側の拱包の墨書銘には、恭愍王7年(1358)、倭寇によって建物が燃え、禑王2年(1376)、再建されたとある。また、朝鮮 光海君3年(1611)に垂木を取り替えて丹青を塗り、1969年にも補修された。

 建物の天井部の美しさと荘厳さは、外観の洗練された風貌とともに、韓国建築の最も優れた作品と評されている。〔以上、「案内板」による〕

sfdufjeosfewuy2kif (25).jpg


sfdufjeosfewuy2kif (29).jpg


sfdufjeosfewuy2kif (38).jpg