毘盧寺真空大師普法塔碑

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毘盧寺真空大師普法塔碑

慶尚北道有形文化財第4号

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 この碑は、タルバッコルと呼ばれる毘盧寺の境内にある、羅末麗初の僧侶 真空大師(855~937)の塔碑である。
 大師の俗姓は金氏、先祖は新羅の王族である確宗の息子であり、母は薛氏である。伽耶山に入山し、善融から戒を受けて僧侶となり、新羅 景文王14年(874)、伽耶山で具足戒を受け、三蔵を研究した。
 大師の謚号は真空であり、塔号は普法である。花崗岩の塔碑の全体の高さは238cm、碑身の高さは173cm、幅は102cm、厚さは22cmである。高麗 太祖22年(939)8月に建立された。
 『朝鮮金石総覧』には、現在の碑石で判読することのできるものより、さらに多くの内容が記されている。彫刻手法が鈍重であり、彫りが浅く、頭部は口を若干開いた龍頭であり、背には低い石柱の跡がある。〔以上、「案内板」による〕

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境内に立つ塔。