伝 朝鮮国王姫の墓

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伝 朝鮮国王姫の墓



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 対馬の地域には、文禄・慶長の役の際、某部将が朝鮮国王の姫を連れてきた、また、姫が亡くなるとき、母国の見える所に葬ってほしいと言い残して黄泉の国に旅立ったという伝説があった。

 墓石の正面には、「李昖王姫」、側面には「慶長十八甲寅年」(1613年)の銘がある。李昖は第14代朝鮮国王宣祖(1568~1608)を指す。〔以上、案内板を参照〕

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側面の「慶長十八甲寅年」銘。「李昖王姫」銘は摩耗して全く見えない。

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かつて佐奈豊村という集落があったというが、今は何も残っていない。