安養寺 浮屠

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安養寺 浮屠

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 安養寺浮屠は、塔身と基壇中石がなく、下台石は高い2段の8角地台石であり、覆蓮が装飾され、上台石には仰蓮が彫刻されている。

 屋蓋石は8角3段の屋蓋台の上に載せられており、軒の上下線が転角部分で反転している。高さ1.36m、幅1.35mであり、様式の特徴から見て、高麗時代のものと推定される。

 浮屠とは、古代インドの梵語(Buddha)を漢字で表記したものであり、仏、仏身を意味し、仏家で僧侶が涅槃した後、舎利や遺骨を祀るものである。〔以上、「案内板」による〕