宣陵

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宣陵

史跡第199号

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 宣陵は、朝鮮第9代、成宗と継妃の貞顕王后尹氏(1462~1530)の陵である。成宗は、世祖の孫であり、徳宗(追尊)の第二子、世祖2年(1457)に景福宮で生まれ、睿宗元年(1469)、13才のとき、王位に登った。在位初期には年若く、世祖の王妃である貞熹大妃が7年間、王に代わって国を治めた。在位25年の間、北方の満州族の征伐、弘文館の設置、『東国輿地勝覧』『楽学軌範』の編纂など、すばらしい治績を多く残した。1494年、 38才のとき昌徳宮で亡くなった。貞顕王后は鈴原府院君尹壕の娘であり、王妃尹氏が廃位されると、成宗11年(1480)、王妃となった。中宗25年(1530)8月22日、69才のとき景福宮で亡くなった。〔以上、「案内板」による〕

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武人像。


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文人像。


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1日3回(11時・14時・16時)に限って、陵を間近に観覧することができる 。


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隣接する貞顕王后陵 。