懶翁禅師浮屠及び石燈

sign.jpg

懶翁禅師浮屠及び石燈

京畿道有形文化財第50号
(在檜巌寺址)

gfklfriyt077t (18).jpg

 高麗後期の僧侶、普済尊者懶翁の浮屠と石燈である。浮屠は、僧侶の舎利を安置する建造物であり、我が国では、9世紀頃、統一新羅後期に、禅宗の発達とともに、高僧信仰の一形態として大変流行した。浮屠は、胴石を支える基壇部と胴石の上にある蓋石・相論部で構成されている。

 石燈とは、暗澹たる衆生の心を、仏の悟りの真理によって照らし、仏性を明らかにする法燈である。大抵、寺の中央に配置されるが、後には僧侶の墓である浮屠の前にも立てられるようになった。〔以上、「案内板」による〕

gfklfriyt077t (19).jpg